TELの備忘録

大好きな時間を忘れないための記録

センター≠完璧

ラブライブ!スーパースター!! 4話「街角ギャラクシー☆彡」が放送。

スポットライトに照らされないのは本人に資質が足りないわけじゃなく、その時じゃないだけかもしれない。

今回も個人的に好きだったこと、気になったことの話をさせてください。

※色々と試しています。今回は短めでいきます。

 

 

センター≠完璧

f:id:telephone211:20210821225913j:image

個人の能力と思いは負けていないのにセンターに恵まれないすみれちゃんすみれちゃん的には勝つことでセンターになると思っていそうだけど、選ばれることでセンターになるわけで。オーディションに向き合う気持ちが違うような気がする。

案外すみれちゃんは選択肢を色々試すことを追求して、深化させることはしてきていなかったように思う。実際基礎は出来ているから後は誰かに見つけてもらうだけ。その縁を結びつけるために必要だったのが今回出てきた

f:id:telephone211:20210821225938j:image

センターが欲しかったら、奪いにきてよ

f:id:telephone211:20210821230002j:image

諦めない限り夢が待っているのはずっと先かもしれないから

の、最後まで食らいつくがむしゃらさと諦めない気持ちなのかなと。

オーディションを受けたりスカウトを待ったりといろんな可能性を追求しているすみれちゃん。いろんな可能性に手を伸ばし夢に向かい続ける思いはまさしく「一念天に通ず」だと思う。ただ、その実上手くいかなった先にあるものを追いかけてきていたかはわからなかったりする。本人的には最後までやったということだけど、今回のスクールアイドルの話も一度諦めた時点で最後にしたつもりだとしたら。もしそうならその先にあったかのんちゃん達との未来のような新しい可能性が見つかる道半ばで終わらせてしまっていた可能性もある。

最後まで諦めないがむしゃらさと、諦めない気持ちさえあればすみれちゃんはすぐに道が開けるような気もする。1人で完璧を目指すだけじゃなく、仲間と切磋琢磨していくすみれちゃんの姿がこれから楽しみ。

勝つことで選ばれるわけじゃない。

 

2本の鍵と学校アイドル部?

f:id:telephone211:20210821230031j:image

2本の鍵。片方は学校アイドル部の部室用。もう片方は3つの星が象られた部屋用とは大きく異なるデザインの鍵。おもちゃ箱とかに使うような鍵。一番に気になったのは部室横にある扉だけど特に鍵穴らしきものは見当たらず。少なくとも恋ちゃんが2本渡した時点で恋ちゃんの過去に関わる話ではなさそう。

f:id:telephone211:20210821230051j:image

そして学校アイドル部のプレートの横にある四ーBの文字。神宮音楽学校は高校じゃないのかなとも思ったけど、公式ファンブック*1にて女子高等学校だったことが明言されている。統合に統合を重ねたとかじゃない限りは四ーBに対して拾える要素は自分の中では見つけられない、クラスのプレートがさりげなく描写された後のこの文字だから後から意味は見つかるはず。

 

恋ちゃんの願い?

f:id:telephone211:20210821230106j:image

鍵をもらうためにかのんちゃんが差し出した手の平に、一切近づけずそのまま鍵を落とす恋ちゃん。近づかない、触れないように徹底している。それでいてスクールアイドル以外なら応援してあげられると言う発言。窓から練習風景を見ている場面もあって2人を気にかける気持ちに嘘はなさそう。

かのんちゃん達ではなくスクールアイドルに対しての過剰な反応。そして「『今の』ラブライブであなた達が勝てるとは到底思えません」。つまり『今の』ラブライブということは過去のラブライブを知っていると言うこと。じゃあどこからが過去と定義するかが問題。2話で登場した代々木スクールアイドルフェスのサイトに10th anniversaryのバナーがある時点でずっと前からスクールアイドルの文化が根付いていることが読み取れるので、2,3年とかではなさそう。

f:id:telephone211:20210821230251j:image

なので、やはり廃校が決定する直前に発足したスクールアイドル文化が浸透していない、学校でアイドルをする学校アイドル部という仮の名前で活動していた時期のスクールアイドルが、恋ちゃんの中でのスクールアイドルの過去だと思う。そしてその学校アイドルは廃校阻止に失敗し、そのまま数年校舎は閉鎖となったのかなと。

ただ、もし仮にそうだとしてもそれを葉月ハナさんがどう思っていたかについては、ハナさんを知る現理事長とその言葉に納得する恋ちゃんを見ても、ほぼ間違いなく応援していたと思う。だからこそ、この件にはスクールアイドルとその周囲に対しての何かしらの私怨も恋ちゃんの中には混じっていそう。

今後の展開が楽しみ。

 

 終わりに

f:id:telephone211:20210821230310j:image

かのんちゃんがどこまでも周りに対して対等というか、色眼鏡をつけないで接してくれる分見てて気持ち良い。すみれちゃんが自慢するショービジネスの世界のイメージとは違うグソクムシを見ても、可愛いから笑うだったり、1人の人間としてすみれちゃんをスカウトするために名刺とお守りを用意したりと、どこまでもかのんちゃんの人間が出来てる。やっぱりメンバーの中心はかのんちゃんだなと自然と納得させられる4話。

それでいてかのんちゃんに食らいつこうとするすみれちゃんも主人公としか言いようが無いし、このそれぞれがメインとなる話5人だからこそより濃く見れるかもしれないと考えるとかなり楽しみが広がってきます。

次回は千砂都ちゃん回?

最初から一緒にいたのに本人の練習風景が一切出てこない千砂都ちゃんの素顔がついに見れるかもしれないということで次回も楽しみ。

ありがとうございました!