過去から現在へ - TELの備忘録

ラブライブ!スーパースター!! 6話「夢見ていた」放送。

正直全て作中で表現されていたから書くことがないです。よかった。

可能な限り考えてここ好きだったなと思ったポイントだけをまとめようかなと思い、今回はこの感想を書きました。

それではよろしくお願いします。

千砂都ちゃんの始まりと今
誰かのために動くかのんちゃん
すみれちゃんを崩すクゥクゥちゃん
フラットな恋ちゃん
終わりに

千砂都ちゃんの始まりと今

すごい好きなのは千砂都ちゃんがいじめっ子に対して「泣いていない」と返したこと。

もちろんそれより前の千砂都ちゃんとは少し違っていたとしても、うずくまったりせず自分の大切なもののために動ける姿がすごく良い。この時点では思いはあるけどそれを支える自信がないのかなと思う。

「仕返しされるかも...」に対して「ちいちゃんのことは私は守るから」と返すかのんちゃん。千砂都ちゃんの心配は巻き込んでしまったかのんちゃんに対してに思える分、自身を顧みず千砂都ちゃんを安心させようとするかのんちゃんはヒーローが過ぎてて...。誰がかのんちゃんを守るのかなと思ったタイミングで「このままじゃ嫌だと思った」が心から出てくるのは千砂都ちゃんの感謝と真っ直ぐさが出ていて好き。

かのんちゃんが会いにきて安心する千砂都ちゃん

これまでかのんちゃんの伝聞のみで作られてきた千砂都ちゃん像。退学か転科の2択まで自分で選んで自分だけで成し遂げようとした強さはかのんちゃんから見た千砂都ちゃんだけど、最後に決意が揺らぐあたりでようやく弱さも出てくる。

それでいてずっと一緒だったことを理解して、「待っててね」を伝えられる強い千砂都ちゃんで大会に挑む姿はまさにかのんちゃんが伝えてきた印象そのもの。気付かぬうちに一緒に強くなっていったのかなと思えて好きでした。

話は変わるけど退学届には「一心状の都合」が理由に書いてあるけど、転科届には「スクールアイドルに専念したいため」と、個人的な都合が堅苦しい文面に入力されているの好き。

誰かのために動くかのんちゃん

「クゥクゥちゃんが悲しむと思うから」

ここでのかのんちゃんは「クゥクゥちゃんが心配だから」とかの主観での感情以上に、クゥクゥちゃんがどう思うかを主眼に置いて連れていくことを選んでいます。

過去回想の時もそうだし、前の話の浜辺でもそうだけど、かのんちゃんは自分の感情以上に相手がどう思っているかを優先して考えている場面がすごく多い気がします。悠奈ちゃん*1と話している時も「学校のために頑張る自分たち」を想像していたりと常に誰かがいる可能性を考えている。

だからこそ自身の感情として千砂都ちゃんに感謝を伝える場面がより綺麗に見えて。

「大したことじゃないから会った時でも良いかな」でそのまま会いに行く！？

声色がいつもと違っていて心配、だから会いに行って思いを伝える。それをどれだけ離れていても本人の中では自然に行えるの過去でも現在でもどこまでもヒーローなんだなって思います。

すみれちゃんを崩すクゥクゥちゃん

簡単なものならと言って10皿以上料理しつつも素材を褒める、サニパの前でクゥクゥちゃんの顔を立てる。全てが完璧ギャラクシー。あの言葉が謙遜じゃなかったらすみれちゃんにとっての難しいは一体...。ショービジネスの世界の一流を料理でも極めようとしていたのかなと思い、すみれちゃんの魅せる技術への研鑽がここでもうかがえる気がします。

それでいてクゥクゥちゃんを話している時は素が出てるすみれちゃん可愛い。

すみれちゃん単体なら完璧超人。今回のステージも初めてとは全く思えない。近寄りがたさも感じるけど、クゥクゥちゃんがいることで優しい素顔だったり怒っている姿だったりの、崩れた表情がみれるの良いですよね...。浜辺の落書きでもクゥクゥちゃんが描いたであろうにっこりマークの上に星を被せて描いてるのわちゃわちゃしてる姿が見えて好き。

フラットな恋ちゃん

「嵐さん、練習？」、、誰ぇ...

千砂都ちゃんに対してはフランクな態度を取る恋ちゃん。スクールアイドルに対しての含みをこれまでで出しつつも、友人として心配する心配をするあたり根は本当に優しいのが伝わってきます。今回は聞き手に回って情報を得て、最後にはこれまでの言動でどうするかをわかっていつつも優勝した際の決断を聞くあたりで、恋ちゃんの中の迷いが感じられる。

ダンスも出来てリーダーシップもあるのにあるのに今の段階で出ているのはスクールアイドルをして欲しくない思いのみ。やりたいことがまだ見えてこない恋ちゃんの話が7話では出てきそうなので楽しみです。