思いのまま楽しく
白い砂のアクアトープ6話「スイーツラプソディ」放送。
うどんちゃんのやりたいことに向かう真っ直ぐさと、少し逸れてしまった時の修正をする母の関係性。
そしてがまがまがくくる達に見せた幻の世界。
少しずつ集客の道へと歩み始めたがまがま水族館の旅路。
今回も好きなポイントをまとめつつ感想とさせてください。
6話の殴り書き
— TELephone (@telephonenumb) 2021年8月15日
がま水の日常をゆっくり見れて、これはこれで楽しい#白い砂のアクアトープ pic.twitter.com/RNYoqCyt8j
型にはめずに自分らしく
序盤は自分らしく楽しく、中盤はくくる達のために出来る範囲に収め、最後にはくくる達も協力して自由に楽しむうどんちゃん。
元々からうどんちゃんは条件に沿いつつも自由に楽しむことを大事にしてきた。「忙しくしてると余計なこと考えないで済む」というセリフも5話であり、自由でいることを大切にするために無意識的に考えていることも多そう。今回の場合は一度方向性が変わり、かつくくるのためを意識しすぎてしまいうどんらしい自由な発想にはなっていなかった。
それを気づいていたからこそうどんちゃん母のアドバイスが光る。前回同様うどんちゃんがやろうとすることに対して結構寛容だし積極的にアドバイスをくれる母だからこそうどんちゃんのやりたいことに気づいてアドバイスをくれた。
自分らしく楽しむのは簡単でいて責任感を持ってしまうから難しいこと。それを自分らしくできたのはうどんちゃんの日頃の好奇心と周りの手助けがあってこそ。真剣な人の元には真剣な人が集う。
思い出作りから集客へ
今回から始まったInstagramによる集客。実際かき氷を食べに来た人の中にはInstagramでの海やんの写真を見てカエルアンコウをオーダーした人もおり、評判は上々。
実は新しいプロジェクトを今まで始動していなかったがまがま水族館。4話のタッチプールも久しぶりではあるが以前はしていた年中行事。だからこそ今回で新しい試みであるペンスタ、水族館の生き物風かき氷が成功したのは集客へと踏み出したがまがま水族館にとってはかなり大きい変化。
加えておじいの「入口はなんでも良い。ああやって海の生き物に興味を持ってくれたら」とこれに対する空也さんの反応。3話にもあった通り空也さんはおじいに拾われてがまがま水族館に来たこともあり恩義を感じている。尊敬する人物の言葉もあって空也さんが今後はくくる達の活動により協力してくれる可能性もありそう。
くくる達の見た幻の世界
くくると常連客が見た幻の世界。常連客は死別した兄との時間を過ごし、くくるの場合は別れてしまった両親と双子の姉妹?に再会することが出来た。幻の世界に入って以降は言葉はなく、ただ音と世界だけが広がっており静かで美しい。
幻の世界に入る条件はおそらく何かを諦めること。常連客は一度人生を諦めた際に入り、閉館を知り再び入ることを諦めた際に再び。くくるの場合は水族館の閉館が新聞に載り、半ば再興を諦めかけていた。この世界に入った人は竹下先生は微妙なところではあるが、何かしら目指すものを諦めかけた瞬間に幻の世界に入っている。
今回久しぶりに登場した幻の世界。1,3,6話にて登場しているので、階差数列で考えるなら次回は10話で登場?3話において日にちの明記があった通り、現実の時間とかなりリンクした形式で描かれている本作においては、8話で8月末最後の放送日で翌週には9月を迎えている。仮に10話だとするとがまがま水族館の存続が確定した後にて登場することになる。
小ネタと方言
アイスクリーム屋のQRコード
QRコードを読み取ると白い砂のアクアトープの公式ページに飛ぶ。
沖縄の郷土料理。豚肉の角煮
あまさん→甘い
まぎー→大きい
編集後記
久高さんの出番だあああああああ
先週では家族をメインにした話である分登場はなかった久高さん。
ついに今回はがまがま水族館の仕事を支える存在として登場。どこまでもがまがま贔屓でいてくれる久高さん信頼の塊です...。
ある意味日常にも見えつつ、存続に向けた本格的な第一歩を踏み出した仕事面の強い6話。仕事だからこそぶつかる壁もあり、それを乗り越えつつ楽しむうどんちゃんの快活さに力をもらえる楽しい話でした。
6話も面白かったです。
ありがとうございました。