道は繋がってる
ラブライブ!スーパースター!! 第11話「もう一度、あの場所で」放送。
え、もう11話?
息抜き回とか一切無しで駆け抜けて来たからまだ7話とかそこらへんの気分だったから色々と整理がつかない...。
というわけで?よろしくお願いします。
全体の話
スクールアイドルとしてぶつかることは無かったかもしれないけど、かのんちゃん自身としてなら必ずぶつかるであろう問題を解決する話。
かのんちゃんのこれまでを知っている千砂都ちゃんがいたからこそ生まれた話だと思う。スクールアイドルのかのんちゃんを見てきたクゥクゥちゃんと、かのんちゃん本人をずっと見てきた千砂都ちゃん。どっちが正しいかじゃなくて、どっちも大事だからこそクゥクゥちゃんも納得して一緒に嘘をついてくれたような気がします。
今ある不安な気持ちは昔も今も同じ。そしてその気持ちでも一歩踏み出したのは昔も1話でも同じ。今回で歌えない問題を解決して、今後がどうなってくるかが楽しみです。
過去も今も思いは同じ
過去も今も、同じで怖い気持ちはある。
それでも怖い以上に楽しい気持ちで駆け出してきたから、合唱コンで歌えなくても入場できたし代々木では歌うことも出来た。
なんだかんだでかのんちゃんは熱血要素は消えさえすれど、その人の本心に寄り添った言葉を与えてくれるところは変わっていないと思います。ただ、そのかのんちゃん自身の感情の話は、歌が好きだっていう気持ちはずっとあれど1話以降あまり表出することは無かった気がします。
それを今回で改めて出して、過去の怖かった気持ちを思い出しつつ歌が大好きな気持ちを持って過去の自分を送り出す。
今の誰かの思いを大切にする姿と、昔の歌が大好きな気持ちで歩き出した姿の2つがこの場面では登場しているように思います。
前に進めて本当によかった。
謎のスイッチが入ったのでここで
ありあちゃんの言い回しが好きって話です。
「熱かったうるさかったウザかった。何かと言えばやればできるとか、頑張れとか、熱血スポーツキャスターかっての」「でも...嫌じゃなかったよ」
ありあちゃんの「嫌じゃなかった」ていう言い回しが、昔の姿も嫌じゃないと伝えつつ現在の姿を否定していないように感じて好きでした。
よくある事だと思うんですが、自分は今展開されている物語が大好きで応援しているけど、他の人たちは過去の物語と比較して昔の方が良かったって言われることってあるんですよ。もちろん、その人たちが言うように昔の方が良いことの方が多いですし、昔が好きだからこそ伝えたい気持ちも凄くわかります。
ただ、それでも自分が好きになったのは今目の前にある物語なわけで。それを下げる言い方はやっぱり苦しいです。だから、この話の本筋と違うとは思うんですけど、過去の自分を否定しないで、それでいて今のことも悪く言わないでくれるこの言い回しが凄く好きなんです。
こっちが良いっていう意見もまた一つの好きの在り方ではあると思うし、それで良いと思うんです。純粋に人の好きを否定だけはしたくないし、それがぶつかるならお互いに避けてあげるあり方が理想だなって思います。
いまだに何かを伝えるのは得意じゃないけど自分が楽しいと感じた気持ちには嘘をつきたくないし、誰かが楽しいと心から思ったならそれは否定したくない。誰かの楽しいを大切にしていきたいなっていう話でした。
終わりに
ただの話になるからここで書くんですけど
「かのんちゃん、すごく繊細なところあるから」
いや、「繊細なところあるでしょ?」じゃなくて「繊細なところあるから」って千砂都ちゃん返答するの何!?みんなが率先してかのんちゃん像を話していく中で、自分しか知らないかのんちゃん像があることを前提として話をしていくとこやばくないですか?それに対して納得して対策を考える3人も、千砂都ちゃんが言うなら間違いないってことを理解してて公認じゃん...って勝手になってました。
一人じゃないから歌えること、歌えなかったトラウマがどこかで再発する可能性は気になっていた分、ラブライブ決勝とかの最後の最後まで引っ張らずに済むことが出来て良かったです。
ただ、これ1クール目優勝しない...?って感じに思っているので、2クール目どうなるのかがすごく気になっています。2年生編?新入生が入ってきてメンバーが増える可能性もあるし、学園内ライバルグループとかが出来る可能性もありそう。
次回は12話「Song for All」
自身も含めたみんなのための歌っていうのが何というかかのんちゃんの歌が好きな気持ちも含んでいるように感じられて良いですよね。いや本当に2クール目決まってないんですか...?
放送を楽しみにしています。
ありがとうございました!!