TELの備忘録

大好きな時間を忘れないための記録

始まりの一歩

 ついにラブライブ!スーパースター!!がスタート。

CMのない世界でLiella!の物語に没入することができました。

 

一歩目を踏み出すかのんちゃんに「行って!」と叫びたくなる瞬間。

あそこにこの物語をラブライブだと強く実感できたような気がします。

 

いろんな人が感想記事を書くなかで自分に何ができるか。

諸事情ありかなり遅れたけど、大好きを伝えたいと思える内容がスーパースターにはあったのでこうして要素を簡潔にまとめた感想記事を書こうと思います、いや書かせてください書きます。 

 

 

全体的な話

ラブライブでした。これに尽きる。誰かの熱い気持ちを目撃して、自分の輝きを爆発させる。今回の場合は今までとは違い特定の先駆者はまだいないけど、その場所にクゥクゥちゃんがいる。最初から掲げているないない尽くしがここにも出ているのかなと。

今までは何かをしたいと言う気持ちを持つリーダーが周りを巻き込んでいくのがラブライブだけど、今回は他者からの期待とやってみたいと言う想いが重なってかのんが動き出すと言う展開。

そんな変化を続けていくラブライブの世界の中でも、自分がラブライブだと思う何かがこの1話にはありました。多分どんな展開だったとしても彼女たちが歩み続ける限りはラブライブなんだろうし、今までを過剰に意識する必要はない。好きに対して素直でいようをする2人をまずは見れて、始まりを見れて心から嬉しかったです。

 

かのんが捉える期待への重さ

ヘッドホン

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第一印象は外の音を聞きたくないだけ。ただ、どんな音が聞きたくないかはまだ不明。そこから話を進めていくと期待の声から耳を背けるためなのかな?という風に感じられる。

誰かからの期待は自分の力になるし、励みにもなる。誰からも期待されない中頑張るのは辛いし、何よりも好きな気持ちに目を背けても何も楽しくない。

そんな逃げた気持ちに対して真っ直ぐに立ち向かったクゥクゥちゃんがいたからこそ最後にヘッドホンを外せたんじゃないかなと思った。想いをぶつける姿はいつだって眩しい。

 

歌に対しての期待

クゥクゥちゃんに勧誘された時、誰かのうちの1人として誘われた際は断ろうとしつつも話を聞く体制だった。そこからかのんの歌が綺麗だと言われた後は悲しそうな顔で断る。

この時点でクゥクゥちゃんがかのんちゃんの歌に対して期待されていることがわかってガッカリされたくない気持ちが芽生えているのがわかる。

そもそもかのんちゃんは最初に断った際

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こういうのやるタイプじゃない

だった。そして恋ちゃんと話した後では

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音楽科の受験、落ちたんだ

部屋の時には

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いざって時になると歌えない

最後に

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ガッカリするんだよ

こんな風に開示する情報にそれぞれ段階を踏んでいます。これもきっと幻滅されたくないという自己防衛の気持ちが出ているんだと思います。

そんな期待から逃げ続けたかのんちゃんに対してクゥクゥちゃんが向けるのも期待。でもそこから逃げなかったのは最初からあった気持ちである歌が好きという想い。

序盤で夢を話す時に聞いてくれる誰かを願いに入れて、かつその対象をガッカリさせてしまっていたからこその逃げだと思う。でも、そんな逃げから背中を押したのがクゥクゥの期待と元からあった好きな気持ち。お互いを支え合うラブライブだなと思える最高の開幕だなと思います。

 

舞い降りた羽根の行く先

落ちてきた羽根がリュックのポケットへ。ラブライブシリーズで登場する羽根。今回の場合はまだ可能性は見えていないけど、始まったことを表現したんじゃないのかなと。

歌声は自他ともに認めるクオリティ。ただ、歌うことができず鳴りを潜めていた彼女。だからこそ既に準備は揃っていて、そこについに前を向けるきっかけがあったからこそ彼女の元に羽根が降りてきたんじゃないかなと。ただ、受け取るわけではなく、収めるだけ。真に思いを発露した先でそばに落ちてきた羽根に気づくことが出来るのかなと思うので、かのんちゃんが側にある羽根に気付くのがいつになるか、今からもう楽しみです。

 

 

クゥクゥの努力

頑張ること

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好きなことを頑張ることにおしまいなんてあるんですか?

名言。あくまでも好きを楽しむだけじゃないことを理解しているクゥクゥちゃん。頑張ることも大事だと理解しているからこそ勧誘とかもちゃんとする。

そして、スクールアイドルに感動してそのまま日本まで来る熱量。そんな熱量のまま結ヶ丘に入学して、勧誘することを批判されるは、運命だと思った人も歌に対しての矛盾をかけて苦悩していたりと前途多難。頑張ることにも限界があるとは思うけど、1話を見てすごく応援したくなった。

 

言葉を選べる

ぱっと見誰彼構わず勧誘しているクゥクゥちゃん。ただ、かのんちゃんの名前をちゃんと知って以降は「みなさんとスクールアイドルがしたい」と言わなくなった。そしてあの場面での「かのんさんとスクールアイドルがしたい」。目標を決めたらそれに向けて一生懸命、でもその目標が他者の本心に迷惑をかけるならちゃんと止まれる良い子。

 

 

恋の謎

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あなたはどうなの?

この学校に相応しくない理由を聞かれた時に返した言葉。本来なら会話の流れとしては謎。解釈は個人的には2つ。

かのんが誰かの思いの代弁をしているだけだったことを問いただした可能性。音楽科の生徒のやる気とクゥクゥ達のやる気を真剣に天秤に掛けようとした?それならスクールアイドルになることを決意した以降はおそらくやる気の話へ。あくまでも学生としてのアイドルであることにこだわる理由を恋ちゃんは聞きたい?

もう一つが自分の領域に踏み込まれたくなくて逃げるために話題を逸らした可能性。元々目指していた?

拾える要素はまだ思いつかないけど、どちらもの可能性は高そう。

 

普通科と音楽科へと捉え方

個人的には恋ちゃんは敵意の方が今の段階では高そう。生徒の中で一番近くで神宮音楽学校から結ヶ丘女子へと変わるところを見てきた恋ちゃん。確認できる範囲での人数比も普通科と音楽科では4:1と明らかに普通科が多い。だからこそ音楽学校としては入学してこなかった生徒を見て、今まではいない存在に対しての敵意に近い警戒心と、音楽に対して真剣に打ち込もうとする音楽科とまだ何も知らない普通科に対してで捉え方に差異が生じているんじゃないかなと。

なんというか恋ちゃんはこの学校の体制の象徴とも言える存在のように感じます。でも逆に、いつか普通科だとしても物事に対する真剣さは変わらないことに気づくことが出来たら、その時はキービジュアルのように5人が同じ制服を着ている瞬間も来るんじゃないかなと思ったり*1

 

編集後記という名の清書なしの殴り書き

いや...よかった。

かのんちゃんから桜内さんを感じていて気にはなっていたけど、まさか見せる姿を相手によって変えている、こんなにも顔がたくさんあるスバラシイセイカクノヒトだったとは...。いろんな面がかのんちゃんだけど個人的には生き物と接しているときの優しい声が好き...あれが通常形態で、他は照れ隠しだったり本気で挑むからこその姿なのかなって。これからさらに色んな顔が見れそうで楽しみ。

ちーちゃんたこ焼き屋でワンオペしてる時のコロコロした笑い方すごい可愛かった...。かのんちゃんと別々の学科に行ったわけだけど、曇らなさそうな気がなぜかしてる。ボイスドラマ等でも言及されてる約束?が関係してそう。かのんちゃんが歌を続けることを信じていそうだったし、かのんちゃんが諦めそうになった時にちーちゃんの本音が出てきたりするのかな。楽しみが過ぎる。

クゥクゥちゃんは「アレ...アレ...」が狂うほど可愛い。スバラシイカワイサノヒト。好きに真っ直ぐな子だけど、ちゃんと相手の気持ちを考えることができる良い子。ただ、理事長の許可は取ろう...?なんと言うか、自分が目標にしている大好きな気持ちをまっすぐに伝えるっていうのを、クゥクゥちゃんは実践していてただただ眩しい。

すみれちゃんは渡り廊下でスカウトとかをしてもらえると思ってたのかな?ショービジネス=プロの世界。だから「スクール」アイドルと言う分野に対して中途半端さを感じたとかありそう。今この瞬間を輝こうとする姿はスクールアイドルでもプロの世界でも不変なものだと思うから、そのあたりの展開も出てきそうだし楽しみ。

恋ちゃんは新設されたこともあって母の期待に応えるとかのプレッシャーで押しつぶされてそうで心配。自己紹介の時もそうだったけど、「必ず」だったり「義務」だったりと自分の存在意義と学校と同化させてる節があるのがね...。そういう意味ではクゥクゥちゃんの自由とも取れる行動に対して羨望と警戒を持ってそう。早く仲間になって仲良く5人で談笑してる姿が見たい。

 

 考察なのか感想なのかわからなくなったけど最初なんだからこれで良い!

多分見づらいとは思うけどなんとなく気持ちに整理がついたから良し!!

 

今回は諸事情あり想いのたけをすぐにまとめ切ることが出来なかったけど、来週は特に阻むものもなし!!

これからも今を全力で楽しんでいきます。

ありがとうございました!!

*1:自己紹介の時から恋ちゃんの大切な何かを守ろうとする気持ちがすごい気になっているので、本来は上記2人の話が今回のメインの話のはずなのに恋ちゃんの話も追加。あの髪の結び方すごい好き